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【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復

【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復

治療内容
ダイレクトボンディング
期間
1日
治療回数
1回
費用
110,000円(税込)

治療前・主訴

治療前│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

今回の患者様はご自身としては特に症状はなく、検診感覚で気軽にご来院されました。一見すると綺麗な永久歯に見えます。

しかし、詳しくお口の中を検査したところ、分かりにくい部分に虫歯が確認されました。放置すると歯の内部で虫歯が広がり、大きく削らざるを得なくなる可能性があるため、今回は早期に発見できた段階でダイレクトボンディング修復を行うこととなりました。

治療詳細

虫歯削り後│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

虫歯の位置や広がりを視認するため、歯の外側を削っていきます。

ラバーダム防湿│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

ある程度、虫歯が取れたらラバーダム防湿を行っていきます。

残りの虫歯除去│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

ここから残りの虫歯を除去していきます。

完全虫歯除去│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

ラバーダム防湿下で虫歯を完全に除去しました。

酸処理│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

酸処理を行います。

酸処理後│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

酸処理を行ったことで、歯の表面が白濁しています。

ダイレクトボンディング症例動画3│YouTube│三好歯科 自由が丘

こちらは片側の歯にコンポジットレジンを盛り、形を整えていく充填作業の動画です。

片側レジン充填後│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

片側のコンポジットレジン充填が完了しました。

ダイレクトボンディング症例動画4│YouTube│三好歯科 自由が丘

続いて、もう片側の歯へレジンを充填していく様子をご覧ください。

両側レジン充填後│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

もう片方の箇所もコンポジットレジンを充填しました。

レジン硬化│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

酸素遮断剤を塗布し、コンポジットレジンを硬化させていきます。

ラバーダム除去後│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

ラバーダム除去後の写真です。青い印記は噛み合わせの状態を確認するためのものです。仕上げの研磨を施して治療終了となります。

治療後の様子

治療後│【症例】精密な接着技術で歯を守るダイレクトボンディング修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

治療完了後の写真です。

ご覧の通り、どこを治療したのか一見して分からないほど、天然歯の色調や透明感、そして複雑な歯の噛み合わせの溝がリアルに再現されていることがお分かりいただけると思います。

主な副作用・リスク

1. 経年劣化が起こる

コンポジットレジンは、時間の経過に伴い変色や着色が起こります。虫歯と勘違いされることも多いですが、ほとんどが着色や変色による汚れです。充填部分を中心に、黒や茶色の模様が徐々に目立つようになることがあります。この劣化のスピードは、患者様のプラークコントロール(歯磨きのクオリティ)に、ある程度依存すると言われています。

2. 二次カリエス(再発虫歯)のリスクがある

二次カリエスとは、虫歯治療を行った歯が再び虫歯になることを言います。より高い接着技術により、隙間ができないようコンポジットレジン充填を行いますが、年月の経過とともに天然歯と充填物の間に隙間が生じやすくなります。一度でも虫歯治療を行うと、目に見えないほどの隙間(段差)に歯垢(プラーク)が溜まりやすくなり、虫歯の再発リスクが高まります。

3. 脱落や破折が起こることがある

強い衝撃や接着部の経年劣化により、コンポジットレジンが脱落したり破折したりすることがあります。また、噛み合わせが悪い場合にも、同様のトラブルが起こる可能性があります。

4. ダイレクトボンディングが適応できない部位がある

充填する材料がプラスチック素材であるため、強い噛み合わせの力がかかる部位や、治療する歯の面積が広すぎる場合には適していません。基本的には、「小さな虫歯がある部分」や「前歯の隙間や欠け」などの治療に適しています。ご自身の症状に適応可能かどうかは、事前に担当の歯科医師とご相談ください。

5. 治療効果について

治療の効果や耐久性を永久に保証するものではありません。

ダイレクトボンディングの要となる「接着」技術

過去の投稿でも保険診療のコンポジットレジンと自費診療のダイレクトボンディングの違いについてご紹介しましたが、改めてお伝えさせていただきます。(【症例】ダイレクトボンディングによる歯の修復と、コンポジットレジン(CR)修復(保険診療)との違いについて|症例|三好歯科 自由が丘

ダイレクトボンディングを語る上で欠かせないのが「接着」です。

ここ数年、歯科界では「接着」という言葉が重要なトレンドになっています。「接着」とは読んで字のごとく、違う物同士をくっつけることです。

なぜそれほど接着が重要なのでしょうか。

それは、歯と充填物の接着が不十分だと充填物が脱落・破折しやすくなるだけでなく、接着面に隙間ができて、そこから二次カリエス(再発虫歯)が発生するなど、患者様にさまざまなリスクが生じるためです。

近年の接着技術の進化により、以下の2つの状態を満たすことが容易になり、従来よりも強固な接着を得られるようになりました。

①正しい接着環境の整備

接着を成功させるためには、次の3つの環境管理が鍵となります。

1.治療部位への唾液の侵入防止

2.プラーク(歯垢)の除去

3.呼気中の湿度のコントロール

これらを確実に達成するために不可欠なのは、「ラバーダム防湿」です。

※万が一ラバーダムが使用できない場合は、他の特殊な防湿器具を使用することもできます。

ラバーダム防湿に関しては過去のブログをご覧ください。
ラバーダムはメリットが多いのに日本の歯医者で使用率が低いのはなぜか|ブログ|三好歯科 自由が丘

②適切な接着操作と優れた審美性

より強固に接着できるよう、治療前の歯に前処置を施し、強力な接着剤を「適切な時間・方法」で使用することで、本来の接着力を引き出すことができます。

また、ダイレクトボンディングの場合は、保険適用外のコンポジットレジンも使用できるため、天然歯のような色調や透明感をリアルに再現することが可能です。

長持ちさせるためのアプローチと適応症例

経年劣化に関しては、詰めるものがレジン(プラスチック素材)である以上、より強固なセラミックなどには劣ります。しかし、①「正しい接着環境の整備」と②「適切な接着操作と優れた審美性」を満たすことにより、保険診療のコンポジットレジン(CR)修復と比べて、相対的に長く保たせることが可能です。

ただし、患者様の口腔環境や歯の切削量によって状態のばらつきがあるため、正確な比較は難しいです。

注意点として、ダイレクトボンディングは噛む力が強い箇所や、広い面積の治療には適していません。小さな虫歯がある箇所や、前歯の隙間・欠けなどに向いています。そのため、適応症例は保険診療のコンポジットレジン(CR)修復と基本的に同じです。

虫歯治療や歯の隙間・欠けなどでお悩みの方は、ぜひ一度お気軽にご相談ください。

 

三好歯科 自由が丘 歯科医師 望月

 

こちらもご参照ください

三好歯科 自由が丘|診療メニュー│う蝕(虫歯)治療
【症例】ダイレクトボンディングによる前歯部の審美修復治療│症例│三好歯科 自由が丘