【症例】前歯に対する精密根管治療とセラミッククラウンによる審美治療

治療内容
根管治療(右上1、左上2)、セラミッククラウン2-2の合計4本を治療期間
3ヶ月~4ヶ月治療回数
7~8回費用
根管治療 2本 264,000円(税込)セラミッククラウン 4本 748,000円(税込)
治療前・主訴
今回の患者様は、右上前歯の根本の腫れ、痛みを主訴に来院されました。


赤丸の辺りに巨大な病巣があります。
治療詳細
まず、根管治療(マイクロエンド)を行い、仮歯で症状の回復や病巣の様子を見ます。

他の3つのクラウンも長い年月が経っていたため、すべてやりかえることになりました。クラウンを除去すると下の画像のような状態になっていました。



どの歯もかなり虫歯が進んでおり、そのうちの1本は虫歯を取り切るとほとんど歯が残っていません。
このような歯は、被せ物が取れないように支台築造と呼ばれる処置を行う必要があります。
すべての歯を仮歯にしていき、病巣と歯肉の治癒を待ちます。

右上2番目の歯(画像では左上2番目の歯)の歯肉のラインを他の歯と揃える提案をさせていただきましたが、患者様は希望されなかったため、今回は行いませんでした。
こちらが、出来上がったセラミッククラウンになります。


治療後の様子
こちらが、装着後の状態になります。

主な副作用・リスク
①セラミックについて
◇噛み合わせの違和感
・装着直後はクラウンの高さや形態がわずかに合わず、噛んだときに違和感がでる場合があります。
◇痛みや神経のダメージ
・深く削ることで神経に負荷をかけてしまうと、治療後に痛みや知覚過敏が出ることがあります。
・刺激により神経が炎症を起こすと、後に根管治療(神経を取る処置)が必要になる場合があります。
◇歯の破折の危険性
・神経がある歯でも、大きく削ることで歯質が弱くなり、将来的に破折する可能性があります。
◇クラウンの脱離・破損・経年劣化
・外力によりクラウンが外れることがあります。
・噛む力が強い場合や歯ぎしりがあると、一部、または全部が欠けることがあります。
・経年劣化する可能性があります。
②根管治療について
・マイクロスコープを用いた精密根管治療は、すべて自費診療であり、治療の特性上、治癒を保証するものではありません。
・根管治療特有の偶発症が起こる可能性があります。
・術後、症状が改善しない場合は、抜歯などの外科処置を行うことがあります。
三好歯科では審美性だけでなく、歯の健康を含めた包括的な治療を行っております
前歯の見た目を改善したいと考えたとき、「審美歯科」と掲げている歯科医院を選ぶ方も多いと思います。
もちろん、審美歯科を専門的に扱っている歯科医院を選択肢にすることは間違いではありません。しかし、「審美歯科」と看板に掲げている医院だからといって、必ずしもすべての審美治療が優れているとは限りません。
反対に、一般的な歯科医院であっても、前歯の形や色、歯肉との調和、噛み合わせなどを細かく考え、審美的な治療を得意としている歯科医師もいます。
審美治療で大切なのは、単純に「歯を白くする」「形をきれいにする」ことだけではありません。患者様本来の歯並び、歯肉のライン、左右のバランス、噛み合わせ、さらに将来的な口腔内の健康までを考慮してきちんと治療することが重要です。
三好歯科 自由が丘では、「見た目をきれいにすること=審美歯科」とは考えていません。
審美的な改善も含めた治療が歯の機能や健康を守ると考えています。
そのため当院では、審美治療だけを単独で行うのではなく、虫歯・歯周病・噛み合わせ・歯の保存なども含めた治療を大切にしています。
「前歯をきれいにしたい」というご希望がきっかけでも構いません。見た目だけでなく、その先の歯の健康まで一緒に考えた治療をご希望の方は、ぜひ一度ご相談ください。
三好歯科 歯科医師 望月
こちらも参考にしてください。

