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【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復

【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復

治療内容
ダイレクトボンディング・セラミッククラウン
期間
約2ヶ月
治療回数
6回
費用
ダイレクトボンディング:110,000円(税込)(55,000円/本:2本)
セラミッククラウン:187,000円(税込)
施術当時の料金です。
現在の料金については、担当医にご確認ください。

治療前・主訴

今回は前歯部の審美治療のご紹介をします。患者様は以前に治療したクラウン(被せ物)の形態と、歯肉の黒ずみを気にされて来院されました。

初診時画像│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

被せ物は、内側が金属で表面にセラミックが貼り付けられたタイプでした。構造上、根元の部分の金属色が透けやすく、また、金属のイオン化により歯肉に着色が見られる場合もあります。

今回は歯肉自体への着色は見られず、歯の神経も生きている状態だったため、オールセラミッククラウンへの再治療を行う方針といたしました。

治療詳細

被せ物除去part1│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

被せ物除去part2│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

土台となる中の歯を傷つけないよう、古い被せ物を慎重に外していきます。

歯肉圧排│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

その後、歯肉の中に糸を入れ、歯肉を一時的に押し広げることで、歯と歯肉の境界を明瞭にする「歯肉圧排」を行ってから仮歯を装着しました。

仮歯装着│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

まずは仮歯の状態で生活していただき、形や使用感をご確認いただきます。状況に応じて仮歯の形態修正やホワイトニングも並行して行います。

ダイレクトボンディング│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

被せ物を取り替える歯の両隣にある歯の色や形も整えるため、ダイレクトボンディングを併用しました。

虫歯を丁寧に取り除き、「ラバーダム防湿」を行います。

ラバーダム防湿とは、ゴム製のシートで治療部位以外を覆うことで、唾液の流入による細菌感染を防ぎ、口内の湿度を下げて接着力を高めるための処置です。

ラバーダム防湿part1│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

ラバーダム下で歯の接着前処理を行います。

コンポジットレジン接着part2│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

コンポジットレジン接着part1│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

前処理によって歯の表面性状を変化させることで、コンポジットレジンと歯をより強力に接着させることができます。

コンポジットレジン充填part1│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

コンポジットレジン充填part2│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

次に歯の自然な色調や透明感を再現するため、色の異なるコンポジットレジンを何層にも分けて充填していきます。

コンポジットレジン完了後part1│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

コンポジットレジン完了後part2│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

充填完了後、酸素遮断材料を塗布して完全に硬化させます。コンポジットレジンには「酸素に触れている部分が硬化しない」という性質があるため、酸素を遮断して固めることで表面に光沢が生まれ、接着強度も向上します。

仮歯装着後最終調整│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

ダイレクトボンディング完了後、仮歯を戻します。整った両隣の歯に合わせて、仮歯の横幅や形の微修正をし、最終的なクラウンを製作する準備が整いました。

ここで歯科技工士にも立ち会ってもらい、最終的なクラウン製作をするための写真撮影と患者様とのカウンセリングを行いました。

治療後の様子

治療完了│【症例】前歯部におけるオールセラミッククラウンとダイレクトボンディングの併用修復| 自由が丘の歯医者 三好歯科 自由が丘

完成したオールセラミッククラウンを装着した状態です。天然歯と見分けがつかないほど、自然で美しい仕上がりになりました。患者様にも大変ご満足いただけました。

主な副作用・リスク

・本治療はすべて自由診療(自費診療)となります。

・仮歯などの破損や脱離の可能性があります。今回の症例でも治療期間中に前歯での食事はある程度避けていただきました。

・治療結果や症状の改善を100%保証するものではありません。

複合治療で叶える「左右対称で自然な口元」

今回は、ダイレクトボンディングとオールセラミッククラウンを組み合わせた複合症例でした。

クラウン治療単体では、両隣の歯の形まで変えることができないため、お口全体のバランスを見たときに左右対称な仕上がりにすることが困難なケースがあります。今回の患者様もまさにその典型例でした。

このようにダイレクトボンディングを適切に併用することで、より審美的・機能的に優れた治療結果を得ることができます。

前歯の形や色、過去の治療痕でお悩みの方は、ぜひ一度ご相談ください。

 

三好歯科 自由が丘 歯科医師 望月

 

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